設立趣旨

現在、日本では、核家族化が進むとともに、伝統的な地域社会のあり方は希薄化しつつあり、また高齢化が進み、単身高齢世帯が増加しており、人々が互いのつながりの中で支え合うための新しい場づくり、仕組みづくりは、現代の大きな課題となっています。

私たちは、相続・不動産について情報を提供し、相談を受けて、それに対してその解決に役立つ知識を持ち、あるいはサポートができる人物を紹介し、対応に当たってもらい、相談者をサポートする事業を行います。相続・不動産というある人の人生に大きな影響を与える事項について、人が幅広い知識を持って、人生における選択肢の中から、本人が自分にとって最も望ましい選択を行うことが、その人らしい人生を送るにあたってとても重要だからです。これにより、日本社会が、各自の自律性と個性が尊重された、明るく実りある社会となっていくことに貢献してまいります。

以上の事業を行うにあたり、法人格を有することにより継続性、安定性を確保し、また、また一般の利益を図る事業の性格に基づき公正・透明性が求められることから、「特定非営利活動法人相続・不動産セーフティネット」を設立することといたしました。